20030928SUN hongkongtokyo

 ホテルで朝飯を食べようと7時開店に合わせて部屋を出る。部屋は最上階なので戻るのも面倒だから、荷物を全部持って7階の食堂に行くが、どういうことか営業していない。日曜だからか?今からなんでか聞いていていると時間がもったいないので空港で食うことにしてすぐチェックアウトして出る。乗り換えが少ない方がいい、とかなり高い運賃を払う方法で空港に着く。この空港線、駅によってはホームを出たところでチェックイン出来るので途中の駅でチケットを発券してもらう。荷物も預けられるのでそうすればとても身軽なんだが成田での荷物待ちを避ける為に全部持っていく。なのでいつもと変わらず。空港着いたら後はやる事ないので、なんか高そうなカフェで朝飯。しかし全然料理が来ない。そうしているうちに搭乗時間が迫ってきて、10分前にやっと来た飯を黙々とかっこむ。ゲートがまた遠くて、僕らの飛行機のファイナルコールカードを持ったスチュワーデスが通り過ぎるのを尻目に小走りに向かう。なんとか滑り込んで乗り込み、席に着いて一息。香港来る時にもシンガポールで止まったが、今回は成田に行く途中で台北に止まる。ギリギリで取ったチケットだったからこういうのになるわけだ。ぐふう。今回は煙草を吸いたいので荷物全部持って降りる事にする。でもあんま時間がないので一服してトイレ行ってもうすぐ搭乗だ。残り時間10分くらいで土産物屋を見るがもちろん現地通貨持ってないし買いはしない。お茶とかあったが台湾名物ってなんだろう。やたら日本語が書いてあるものが多かったけど。本屋にも寄ってると時間になったので搭乗の列に並ぶ。乗り込む所の向こう側の壁に「毒物を持ち込んだ人間は死刑」とか書いてあったのがイカしてた。
 僕らが座った席は窓から3席連続の窓側2席だったのだが、通路側に座った日本人の女の子がすごくて、香港を出るなりいきなり「ブラッディ・マリーと…」とか言ってカクテルを2杯同時に注文したかと思うと軽食(菓子パン)持ってきたスチュワーデスのワゴンを覗き込んで「これは?」とか言って断られた、かと思うとその菓子パンをまだ残しているのを「片付けてよろしいですか?」と聞きに来たスチュワーデスに、質問には答えず「コーヒーください」と言ったりビスケット持って来させたり台湾からの昼食時にもジュース2杯一度に頼んだりととにかくモトを取ろうとする根性には見上げたものがありました。すげえなあヨシミ(ネームプレート盗み見)。がんばれ。でも、その先には何があるんだ?その後僕らは熟睡。着く直前に僕は何故かアンケートを頼まれてしまい、キャセイ航空ボールペンをもらってしまいました。
 なんだか飛行機乗り過ぎと言う気もしないではなかったがなんとか成田にたどり着く。成田エクスプレスで渋谷まで出て、イマイズミコーイチはそこから乗り換えて帰宅。僕は井の頭線で下北沢に向かい、鍵の曲がったコインロッカーに荷物を詰め込んでから、開場に30分遅れて旅行前からチケット取ってあったライブを観に行ったのだった。

        
台北空港にて。派手な飛行機に乗りました。           最後の機内食はなんか生姜焼き定食のような。