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大木裕之と今泉浩一の上映会、のようなもの
Oki Hiroyuki : Imaizumi Koichi
大学在学中の1984年から自主制作映画を作り始め、2000年代以降は映像作品に留まらず、
ドローイング、インスタレーション、パフォーマンス等、枠にとらわれない現代アートの作家として活動している大木裕之。
1986年から東京グランギニョルでの活動を経て、1990年に佐藤寿保監督作品でピンク映画俳優としてデビューし、
それと並行して1999年からゲイをテーマにした自主制作映画を作り続けている今泉浩一。
海外でも評価の高いふたりの作家は、その作品上でも相互に関わってきた。
日本のゲイ映画を牽引してきた彼らの３０年以上に渡る様々な活動の中から「映画」という表現方法にフォーカスし、
還暦を間近に控えた現時点で自らの活動を振り返り、お互いの共通点と相違点を炙り出し、また総括しようという試み。
ほとんど上映される機会のないレアな作品を多数含む、初めての合同上映会。
２０２３年４月４日（火）〜９日（日）
＠北千住BUoY
＊Screening with English subtitles
４月４日（火）
17:00～18:23 『松前君の後輩の映画』（1,500円／学生1,200円）
監督：大木裕之（83分）1993年
[R-18+] 19:30～21:13【井川耕一郎 追悼上映】（1,500円）
『憚り天使』監督：今泉浩一（33分）1999年
『人妻玲子 調教の軌跡（天使の接吻）』監督：常本琢招（70分）1995年
上映後トーク：常本琢招／七里圭／今泉浩一
2021年に逝去された映画作家・井川耕一郎氏が友情出演してくれた今泉浩一の初監督作品『憚り天使』と、
井川脚本、今泉出演の常本琢招監督の『人妻玲子 調教の軌跡』の２作品を追悼のため上映し、
常本監督、井川さんと交流の深かった七里圭監督をお呼びして、故人を偲びたいと思います。
４月５日（水）
16:00～17:23 『松前君がなるための死後のフロー』（1,500円／学生1,200円）
監督：大木裕之（83分）2003年
[R-18+] 18:20～19:11【レア・ほたる】（1,200円）
＊『卜凸（BOKUTOTSU）』監督：岩佐浩樹（10分）2009年
『現（ututu）』 監督：鈴木貴士（41分）2016年
上映後舞台挨拶：ほたる／鈴木貴士／岩佐浩樹／今泉浩一
[R-18+] 20:00～21:00 『たまあそび』（1,500円）
監督：大木裕之（62分）1996年
上映後トーク：大木裕之／ほたる／今泉浩一（助監督）／他
４月６日（木）
16:00～17:23 『松前君の映画2019』（1,500円／学生1,200円）
監督：大木裕之（81分） 2019年
[R-18+]18:15～19:50（1,500円）
＊『犬漏（SOLID）』監督：岩佐浩樹（14分）2020年
※『犬漏（SOLID）』には震災に関する描写が含まれます。
＊『すべすべの秘法（The Secret to My Silky Skin）』監督：今泉浩一（81分）2014年
[R-18+] 20:30～21:30 （1,500円）
『G8（カリ）』（42分）2002年
『LAST CITY』081014背徳mix（20分）2007〜2008年
監督：大木裕之
４月７日（金）
【Tokyo ⇆ Berlin ユルゲン・プロデュース・ナイト】
16:30～17:30 『ターチトリップ（Tarch Trip）』（1,500円／学生1,200円）
監督：大木裕之（64分）1992〜1993年
※上映後トーク：Jürgen Brüning ユルゲン・ブリューニング
（『ターチトリップ』『伯林漂流』プロデューサー、オンライン出演）
／大木裕之／今泉浩一 通訳／川口隆夫
※このトークショーは、次の『伯林漂流』だけをご覧になる方もご入場いただけます。
17:40分までに会場にお越しいただき『伯林漂流』のチケットをお買い求めください。
[R-18+] 19:00～21:03 ＊『伯林漂流（Berlin Drifters）』（1,500円）
監督：今泉浩一（123分）2017年
上映後トーク：
Claus Matthes クラウス・マッテス（共同プロデューサー）
／Bishop Black ビショップ・ブラック（出演）
／Katharina Zettl カタリーナ・ゼトル（制作協力、ポスターデザイン）
／Uwe Röttgen ウーヴェ・レットゲン（制作協力）
ーーー以上オンライン出演ーーー
／今泉浩一／岩佐浩樹（音楽・制作）
通訳：川口隆夫
４月８日（土）
11:00～12:00『〇四二三因果』050423mix（1,200円／学生1,000円）
監督：大木裕之（60分）2001〜2002年
【１６年前から変わったこと、変わっていないこと、そしていま国会で起きていること】
[R-15+] 13:00〜14:36 ＊『初戀（First Love）』（1,200円／学生1,000円）
監督：今泉浩一（96分）2007年
上映後トーク：石川大我（参議院議員）／今泉浩一／岩佐浩樹
↓【自民党岸田政権が言う「家族観」とは、きっと違うのであろう「家族」三部作】↓
①佐藤寿保の場合
[R-18+] 16:00～17:00 『レスビアンレイプ 甘い蜜汁（硝子のサイレンサー）』（1,500円）
監督：佐藤寿保（60分）1991年
上映後トーク：佐藤寿保／夢野史郎（脚本）／林田義行（ピンク映画誌「PG」）／今泉浩一
②大木家の場合
[R-18+] 18:00～19:00 『エクスタシーの涙 恥淫』（1,500円）
監督：大木裕之（60分）1995年
上映後トーク：大木裕之／伊藤清美／ほたる／今泉浩一（助監督）／他
③今泉家の場合
[R-18+] 20:00～21:46 ＊『家族コンプリート（The Family Complete）』（1,500円）
監督：今泉浩一（106分）2010年
上映後舞台挨拶：今泉浩一／伊藤清美／ほたる／大木裕之
４月９日（日）
11:30～12:43【大木裕之2022新作集】（1,500円／学生1,200円）
『shi』（5分）2022年
『メイⅣ 2022』（32分）2022年
『マみＬ』（22分）2022年
『とど』風mix（14分）2022年
監督：大木裕之
[R-18+] 13:30～14:30【今泉浩一・大木裕之 共演作】（1,500円）
『天使の楽園』監督：鈴木章浩（60分）2000年
上映後トーク：鈴木章浩／今泉浩一／大木裕之
[R-18+] 15:30〜16:45（1,500円）
『松前君の死のための映像』ロンマmix（55分）2002年
『光の庭の子どもたち』110303mix（20分）1998年～2011年
監督：大木裕之
[R-18+] 17:30〜18:27 「大木裕之 × 岩佐浩樹 × 今泉浩一 MIX 短篇集」（1,200円）
『妖精反応』監督：大木裕之（14分）1994年
『キスしてほしい』監督：今泉浩一（7分）2005年
『傘脱』監督：岩佐浩樹（7分）2009年
『LTBTIQ』171224mix 監督：大木裕之（7分）2017年
『TOUCH OF THE OTHER』監督：今泉浩一（17分）2016年
『2017-2018-2019』監督：岩佐浩樹（5分）2017〜2019年
＊ ＊ ＊
会場：北千住BUoY
東京都足立区千住仲町49-11
・開場は上映開始時間の１０分前を予定しています。入場は先着順です。
・[R-18+] マークの付いたプログラムは１８歳以上入場可能です。
・[R-15+] マークの付いたプログラムは１５歳以上入場可能です。
（年齢を確認できるものをご持参ください。）
・トークショーのない回は、上映後に監督による舞台挨拶があります。
料金、チケットについて
・各回とも完全入れ替え制で当日券(現金払い)のみ、チケットの予約は承れません。
・料金はプログラム個別に記載しています。また以下の各種割引があります。
・学生割引が適用されるプログラムがあります。学生証をご提示ください。
・【リピーター割引】 以前の回の半券チケット持参で200円割引いたします（半券は回収します）。
・障害者手帳をご提示の方は一律1,000円、付添割引なし。またリピーター割引は適用対象外です。
※車椅子でお越しのお客様へ：上映会場（地下）に降りるためのエレベーターがありません。
会場側で人手を確保できないため、恐れ入りますが車椅子を地下スペースまで運べる介助の方をご同伴ください。
・感染防止のため、上映中もマスクの着用をお願いいたします。
・会場内換気のため、続けて上映をご覧になる方も、各回入れ替え制になります。
・地下に喫煙スペースがあります。またトイレは2階にあります。
・期間中会場にて旧作DVDや『伯林漂流』関連商品などを限定販売予定