2007.0901, sat
昨夜気付いた自分のポカミスとは、その日スラバヤ通りでわたくしがお買いあげになった10インチ6まいのうちの2まい、『ひばりちゃんの童謡集』と『ピーナッツの"ザ・ヒットパレード"』に起こった問題なのでした中身が違う。部屋に戻ってニヤニヤしながらレコードを出して眺めていたら、美空ひばりのジャケットから出したはずのレコードに「島倉千代子 千代ちゃんの一日」などという記載があり、酔いも吹っ飛んであわてて他のレコード全てをチェックしてみたらもう一枚、ザ・ピーナッツのジャケットからは何だか訳の判らない洋楽のレコードが転がり出た。その他4枚は合っていたので、サギというよりはおそらくレーベルに書いてある日本語が分からないので中身が間違っているのに気付かず売っていたのだと思うが、それにしてもこのまま帰るわけにはいかない、またあのおっさんと交渉か…とやや沈み込む。インドネシア人のレコード屋店主に「ジャケはミソラヒバリなのにシマクラチヨコが」などと抗議しても始まらないので、まあ早めに行って正しい中身を探させてもらおう、ということにした。「島倉千代子 千代ちゃんの一日」というレコードがあったのは憶えているので(笑ったけど買わなかった)多分それと入れ子になっているのであろう。ピーナッツはまるで見当が付かない。
問題を抱えつつ(自分だけ)今日は朝飯に間に合い、トーストと玉子にコーヒーかお茶、というコンチネンタルブレックファーストってんですか、一昨日ジョン達がミーティングしていた四阿で食す。自分たちが食べ終わる頃になってフランス人フィリップさんが出てきて「同席していいか」と言うのでもちろんどうぞ、とすれ違いの朝ご飯。しばらくして彼はこちらに持っていた雑誌を寄越し、「フランスのゲイ雑誌」と言う。"Tetu(頑固な)"というその雑誌の中に見開きで色んな人の証明写真みたいな一覧がずらりと並んでいるページがあって、「何コレ」と聞くとフィリップ、「反同性愛を表明している奴らのカタログ」と言う。ほほう石原裕次郎兄みたいなもんね、と思って見ると何か写真のセレクトにも悪意があるというか、みんな兇悪に見えてくるなあ。
ホテル中庭。向かいが泊まっている部屋のある建物です
今日の上映までの予定は大体決めておいたので、まずは国立博物館に行くことにする。前回はここからもあまり遠くないホテルから歩いて行ったのだけど、何かタクシーも乗れそうな気がするしさ、と昨日駅まで行く途中にブルーバードの営業所みたいなのがあったのでそこへタクシーを頼みに行く。近づくとそこらへんにいた運転手が話しかけてきて、どこ行きたいんだ?とか言ってくるので「ムゼウム・ナシオナル」と言ってみると何やら数人で話し合いをし出し、やがて「今日はお休みだよ」と言う。うそだぁ、ガイドブックの載ってる休日は今日じゃないよ、と思ったがそれ以上は押せないので諦めてトランスジャカルタバスに乗ることにする。これで開いていたら承知しないかんね。
で、結果から言いますと開いてました博物館、バカ。もしかしたらあまりに近いので体よく断られただけかも。確かに閉館が13時半とか異様に早いのだけど(曜日によっては11時半とか)、でもまだ1時間くらいはあるので見て回る。前回来たときには庭を工事中で、大砲とかが置いてあるせいか激戦地みたいでしたが、すっかりきれいになってしかも新館も出来てる。入場料はrp.750(約10円)。写真を撮っていいのか悪いのかよく判らないのだけど、別段注意もされなかったのでバシバシ撮って回る。やはり時間が足りなくて駆け足になりましたが、面白いもんはいろいろありました。博物館を出、再びバスに乗る前に停留所付近で一服して…とイマイズミコーイチがばてている。日陰でだるそうにしているのでカメラを向けてみるが、撮っても撮っても難民のようになって写るので止めておざなりに励ましてみたりした。
何度見ても和むというか気が抜けるというか、国立博物館中庭
向かったのは終点、コタ。オランダ語で「スラム」の意味らしいがこの辺は植民地時代の旧市街地、「バタビア」である。中心地が移るにつれてスラム化していったのだそうだが、確かにどこもかしこも屋根が無かったりとかで、豪快に壊れている。文化遺産的に整備されている訳でも無さそうなので、大抵は閉まっていて入れはしないのだがこのまま朽ち果てさせるのだろうか、勿体ないけどでも妙にテーマパーク化してもね、と話したりしながら歩いていると何かの(テレビか映画)撮影をしており、僕ら3人はばっちり映り込んでしまいました。暑いのと、日陰があんまり無いせいで喉が渇き、売店でお茶を買う。以前散々飲んだので知っているがこれは猛烈に甘い。でもおそろしいことに甘いのは一口目だけで、後は慣れてしまうのだった。危険きわまりない道を数度横断して、一応名物でも、と跳ね橋を見る。この橋は鉄の柵で囲まれていて、入れないのかなあと思っていたら門のところにおっさんが一人おり、ニコニコしながら入れてくれた。荒れている。これでも整備したのだと言うが横断面に使っている木材はもうぼろぼろで、ヒジョーにおっかない。しかもアスファルトで通路側を固めてしまったのでもはや跳ねないだそうです。下を流れる水はとても汚れていて、メタンガスがぶくぶく発生している。そんな腐敗臭を嗅ぎながら橋のたもとで休憩して、暑いねえ。さて出よう、かと思ったがもしかしてさっきのおっさんはここでチップもらうのが仕事か、と考えてこっそり小額紙幣をポケットの中で握りしめ、笑顔で通り抜けたらそのまま出してくれた。不法占拠されない為の見張りなのかも、と言い合う。
ぼろぼろ
途中で何かのパレード(長崎くんちみたいなやつ)に出くわしたりしながらコタ駅/バス停方面に戻り、ここで僕+イマイズミコーイチと田口さんは別行動にすることにした。田口さんは写真展の撤収が明日なのでその打ち合わせがてら日本文化センターに行ってみるという。僕ら、と言うか僕は昨日のレコード屋に行って正しい盤を取り戻さなくてはならない。スラバヤ通り最寄りのチキニ駅まではコタから一本みたいだし…と気軽に駅に入って愕然とする。ここが始発の路線が何本もあり、まずどこでチケットを買えばいいのか判らない。何度も間違った窓口に並んでは迷い猫のようにあっち行ったりこっち行ったりしてやっと買って、ホームに入ったが今度はどれに乗ったらいいかが判らない、ので駅員さんに聞いて「黄色の線が入ってる電車に乗りなさい」と教えてもらう。始発なので座れたが、相変わらず扉は無い。そしてありとあらゆる物売りが走馬燈のように目の前を横切る。オレンジ、厚揚げみたいな煮たおかず、バス用品、本、プラスチックに入った飲料(冷えてる)、またはどうみても全員コドモな(最若は5歳くらいの女の子)バンドがいきなり演奏を始めたり、目が見えないらしい2人連れが歌いながらカンパを募ったり、赤ちゃんを背負った女の人が箒で床のゴミを掃いて、片手でお金を入れる袋を差し出したりとか、そういうのが発車するまでと発車してから(要はずっと)入れ替わり立ち替わり来るのだった。
走行中ですが喫煙も可、扉部分から足出して座ってても可
駅に入ってから動き出すまでに異様に時間が掛かってしまったが乗車時間は大したことはなくて、再びスラバヤ通りへ、もう目指すはあの店しかないので直行、行ってみると相変わらず無人、いいのか。勝手に上がり込んで物色もといひばりとピーナッツを捜索、とそこへ別の店の人らしいおっちゃんが来て、「ここの店主はいまトイレに行っている。好きに見てたらいい」と言ってくれるので遠慮なく、昨日は確かこの辺から出してきたよねえ、と奥の一角から埃まみれの10インチをめくったりしていたらあった、島倉千代子。中身は…と見ると確かに美空ひばりである。手間掛けさせやがって、と千代ちゃんをより分け、ピーナッツは、と更に探していたら「チャーリー石黒と東京パンチョス LATIN TOP TEN」と、「ベスト10メロディーズ」というあからさまに占領下みたいな全歌詞ローマ字表記のレコードが出てきてしまってまた欲しくなる。いかん、と思っていると本来の店主が帰ってきたらしいのだが、自分の店には全然戻らず向かいの店で雑談している。店番、というか僕らの監視役かもしれないおっちゃんが何度呼んでも向かいのおっさんとゲラゲラ笑ってるばかりでなかなか来なかったが、やっとこさ戻ってきた。顔を見るなりニタ、と笑うのですかさず「昨日買った6まいのウチ2まいが中身が違う、正しいものと替えて欲しい」と言うとおっちゃん、「オーケー、君は友達だ、探しなさい」と言う。友達じゃなかったらどうなっていたのか。既に見つけていたひばりと千代子の入れ子は問題なく直し、「こっちがこっちで、こっちがこっち」などと店主の前で言うと「あ、ホントだレーベルが違うね」と、その程度の判断のようでした。
さてピーナッツであるが、間違って入っていたのがどこぞの洋楽コンピなので混入先のジャケットが想像つかず、まさかこれじゃないよなあ…と中国歌謡のまでいちいち見たりしたけど見つからないので諦めかけ、仕方ないけど返品か、さっき見つけた別のレコードと取り替えてもらおうかな取り替えてくれるかな、とか思っていたら、同じジャケのピーナッツレコードが出てきた。しかも中身とジャケが合ってる。タイミング良く店主が「あったか?」と声を掛けてくるので、「あったけど、アナザーワンだよー」と言ったら、じゃあそれを持っていけばいい、でも君が昨日買ったやつの方がジャケットがきれいだから、レコードだけ入れ替えて行っていいよ、と寛容なので、「汚いジャケット」に「間違った中身」の入った商品を残し、将来自分みたいにうっかりした人が買うんだろうな気の毒に、と思いつつ、やっぱり買うことにしたチャーリー石黒と占領下ポップス集(美空ひばりの「ソバ・ソング」なんてのも入ってる)2枚を値段交渉して、昨日よりは割高になったけどちゃんと正しいレコードも見つかったし、と割と早く妥協してrp.45,000(約585円)、「ありがとう、バイバイ」と言うと店主、「シーユーアゲイン」と返してくれたがいやあ悪いけど少なくとも今年は、もう来ない。
タクシーがなかなか来なかった
駅に戻って電車待って…というのがとても億劫(暑い)なので、タクシーを拾って乗り込み、多分僕らのホテルは誰も知らないのと、買い物がしたかったので「サリナ(デパート)まで」と言い、そこで降ろしてもらってお土産とかを買う。イマイズミコーイチはまたしてもトカゲ(ヤモリ?)の木彫りを買っている。でもって一度やってみたかった「スーパーで果物買って部屋で食う」の為に地下食品売り場の青果コーナーで山盛りになっている果物を量り買いしてみた。マンゴスチン、バナナ、ネーブル、あとライチみたいなのと買って重たい荷物を抱え、お腹減ったのでマクドナルド(高い)に入って食べてから、あ、向かいにバーガーキングがあった、せめてあっちにすりゃ良かったよ、とちょっと後悔しつつもまだ何かのお祭りをやっている通りを抜けてホテルに帰った。田口さんは既に戻っていたので「ひばりとピーナッツを取り戻しました」と報告し、僕らは部屋に戻って手早く支度をして、今日の上映セットをカバンに詰めた。
日が落ちかけた頃にジョンが迎えに来てくれ、タクシーに乗って今日の上映会場、Blitz Megaplexへ。車が着くとそこは真新しいデパートで、「SEIBU」と書いてある。後で聞いたら出来てからまだ半年も経ってないそうで、上映会場はそこに入っているシネコンなのだった。シアターは11あるという。スゲー、(売ってるモンが)みんな高えー、とさっき乗った電車エコノミー席とのギャップがチラチラする中、上映までにまだ時間があるので受付ブースに遊びに行ってみる。入場無料とは言うものの、立ち見は出さない劇場のようなので先着順に整理券を配っている。なんか随分並んでるなあ、と思って眺めていたらジョンは「みんな君たちの映画を観に来た人だ」と言う。うれしい。昨日と同じようにスタッフに物販を頼み、あとはお任せすることにして喫煙所へ。途中、何かのスペースで人がたくさん座り込んでディスカッションしているので、会場にいたレイラに「これは何?」と聞くと「カミングアウトイベント」との返事が返ってきて、ヒジョーに気になるのだが参加させてはもらえ無そうなので名残惜しかったがそこから離れた。
絶賛受付中
喫煙所、というか禁煙でないカフェスペースに案内されて、ジョンはオープニングパーティーを取材された時の「ジャカルタ・ポスト」(英字紙)を見せてくれ、ジョンの写真も載っているのだがその写真でのジョンは、リーゼントのヅラ、大笑い。ジョンはジャカルタ・ポストの記者だったらしい、と後で知ったが、元社員がこんなになっちゃって…。やがて今日の通訳です、と紹介されたのが何と初めてインドネシアで上映したときの通訳、リサなのだった。相変わらずかわいい。あの時は妹さん共々お世話になったのだが、今は映画の企画などの仕事をしているらしい。もう4年経つんだ、と妙に年月を実感する。その間スマトラ沖大地震があって、僕らが泳ぎに行っていたプールがあったホテル・インドネシアは解体中で、他にも色んな事が起こったはずだけれど、この映画祭は着実に大きくなっているし(以前はシネコンではやってなかった)、と思うと第二回から付き合っているこの映画祭と僕らは一緒に育ってきたような、でも僕らはちびっとは成長したのだろうか、なんて。
午後8時。ジョンが呼びに来て、上映されるシアターに移動する。「SOLD OUT」と言われていた通り、お客さんは満杯。最初に軽く挨拶して、やっぱり『初戀』の予告編が流れ、続いて何とも独特なテンポの映画祭予告編(色んなバージョンがある)が放映された。ジョンが脇にやってきて、「このまま一緒に観るか、それとも外に出たいか?」と聞いてくれるのだが、お客さんの反応を見たいので「残る」と答える。残るといっても座席はないので、はじっこから超斜めになった画面を見る。昨日は用事があってご挨拶だけで、今日も「席がないので…」と帰ろうとしていた国際交流基金日本人スタッフのえらい方をまあまあと引き留め、見づらいところから無理矢理鑑賞していただく、すいませんね。会場は新しくてきれいだけど、どうも昨日の会場に比べても音が悪いようだ。もしかしたら設備が大作用の音響システムになっているせいかもしれないけれど、やたらひずむ。昨日終盤が止まったこともあり、本当は上映チェックをしたかったのだけど、「ごめんもう無理、僕らも映写室には立ち入れない」とジョンに言われて諦めたのだが、やっぱしたかったよなあ。
大入満員也(公称144席)
昨日よりはお客さんの反応はクールな感じ。後半になるに従ってそれでも受けてくれていたけれど、客席の中にいないせいかいまいち反応が判りづらい。最大の懸案であった最後のシーンも止まらずに放映されああよかった、と思ったらクレジットに入った途端音が切られ明かりが付いて…、そう昨日と同じ事になってしまったのでした。「クレジットが終わるまで同じように上映してね」としつこく言っていたので、僕らもさすがにちょっとむくれて、「まだ終わってない」とか「音上げて」と(日本語で)言ってみたりしたのだが、如何せん短いクレジットなので、どうにもならないまま終わってしまった。むむむう。
スタッフの子も僕らが何を騒いでいるのか理解出来ないようで困った風だったが、ここで帰るわけにもいかないので気を取り直してQ&A、田口さんはQ&Aをする僕らを撮ってあげるから客席にいるよ、と言ってステージには出ず、通訳はさっきのリサ。昨日と同じような質問も出たけれど、今回は以前散々聞かれた「マンガの影響」云々という質問が全く出ないのが印象的だった。目新しい質問としては以下のよう。
・ストーリーは何から思いついたのか、自身の体験が主か?
・音楽はどのように作ったのか?
他は重複したので省くとこのくらい。次の上映が迫っているのでQ&Aは手短に終了し、最後の挨拶の時に田口さんを紹介し物販の宣伝して、来てくれてありがとう、さようなら。受付に戻って物販の精算をして、あ、CDはあと2枚だ元々手持ちが少なくて8枚しか持って来なかったのだが、正直1枚だって売れるかなあ…と思っていたので、もしかしたらジャカルタで売り切り出来るかも、と希望が持てる。僕らは早々に喫煙所に戻ってしまったし、大抵のお客さんは次の上映を観るので会場に入ってしまったので今日は観てくれた人との交流はほぼゼロ。代わりに、ではないがリサや受付スタッフと遊んでもらう。記念写真もたくさん撮ったけど、どうにも暗いのでぶれまくる。やがてジョンが来て、「今日映画祭のクロージングパーティーがあるので来ないか?」と誘ってくれる。イマイズミコーイチと田口さんに「どうしますか」と聞くと2人とも「おまかせ」と言うのでじゃあちょっとだけ、と「行く」と返事をして、タクシーで会場へと向かった。
関係ないけど夕方見掛けた路上演奏会
映画祭は明日までだけど何で今日クロージング?と思ったけど、考えたら明日は日曜日なので、一般のお客さんが夜遊びするならサタデーナイト、って事なのかも知れなかった。僕らがそのクラブのようなところに着いたときにはまだあまり人は居なくて、今も最終上映をしているはずだからスタッフも全部は居ないのだろう、ガランとしている。ジョンが「そこに座っていいよ」と言ってくれた「予約席」のソファに体を沈めて、あ~2回目も終わったねえでも完璧に思い通りには行かないねえ、とクレジットが切られた事を思いだしてグチグチ言っていた(僕とイマイズミコーイチ)が、やがてピッチャーいっぱいに入ったビールが来るとま、いいか~と乾杯、DJはなんか妙に「ディスコ」な曲をかけるので他の二人はなつかしー、とか言い始めるので、自分はイマイズミコーイチにじゃあいっそ「愛のコリーダ」とかどうすか、と言ってみると「それがいい、それが聴きたい」と騒ぎ出してしまう。かかりゃしませんでしたけど。
気付けば人も増えてきている。向かいのバーカウンターの辺りにフィリップらしい人がいるので手を振ると、も一人西欧人を連れてこっちへ来て、「彼氏」と紹介してくれる。パリから恋人が来る、と聞いていたような記憶はあったが、それがこの人か。やたら目のきれいな人であった。何がきっかけだったのか憶えていないが、急に奥の方がざわざわしだして見ると、リップシンクしながらドラァグクィーンが出てくる。それも一人ずつ、延べ3人。DJブースと僕らのソファの間のスペースがステージということらしく、自分の席は危険だなあ、とか思っていたら案の定股に頭を挟まれてしまいました。勿論色んな人(田口さん含む)が写真を撮っており、ひー。イマイズミコーイチも襲われていた。その他オッカ「遅刻」くんが無茶苦茶うまい歌を披露したり、みんな芸達者だなあ。
ノリノリ、或いは「野放し」
一時間半ほどいたのだろうか、観るべきものは観た、というか疲れて腹も減ったので帰ることにする。多分歩いて帰れるよ、とリサに大体の現在地を教えてもらい、ジョンに今日は(「も」だろ)ありがとう、帰るけどまた明日ね、と。挨拶して明日の時間を約束して店を出た。出てみるとサリナデパートはすぐそこ、歩いて帰れるけどちょっと食べて行こうか、と僕らが昼に食べ損なったバーガーキングに行ってみたら丁度閉店したところだったので残念、じゃあ、とサリナに入っている「Hot Planet」というファミリーレストランならどうだ、と見たら開いていたのでそこに決めて、夜食を食べてみました。ファミレスなのでお店としてはすっごい美味しいわけではないけれど、自分が食ったエビチリ味の鶏肉酢豚のようなもの(ここのオリジナルだと)はなかなかうまかった。ホテルに戻るとやっぱり暗くなっていて門扉は閉まっているが、鍵は掛かっていなかったのでガラガラ開けて部屋に戻り、朝ご飯には間に合うように起きましょう(みみっちいな)と言ってシャワーを浴び蚊取線香を焚いて、眠った。時刻は午前、3時半。
2007.0830 ジャカルタへ
2007.0831 ジャカルタ第一回上映+写真展
2007.0901 ジャカルタ第二回上映 ↓
2007.0902 ジャカルタ第三回上映+写真展撤収
2007.0903 バリへ
2007.0904 オフ一日目
2007.0905 オフ二日目
2007.0906 バリ第一回上映
2007.0907 帰日